医療法人 札幌平岡病院

ひらおかだより

リハビリテーションの普段の様子や、楽しいレクリエーション・行事など、院内の楽しい日常を不定期にお知らせします!

脱水症予防

6月21日は 『夏至』でした。

1年で昼の時間が最も長く、夜の時間が最も短くなる 日です。

この日の札幌の日の出時刻は3:55、日の入り時刻は19:18でした。

6月が終わればいよいよ今年も残すところあと半年。早いものですね。

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予報によれば、今夏の北海道の平均気温は高く、降水量は平年並みとされています。

7年連続の“ 猛暑 ”なんだとか・・・

ちなみに!

昨年の札幌は夏日(最高気温が25度以上)が69日

真夏日(最高気温が30度以上)が19日ありました。

すでに先週あたりから最高気温が30度近い日が増えつつあります。

気温が高くなってくると注意しなければいけないのが熱中症脱水症食中毒予防対策です。

ここでは脱水症についてお話します。

人間の体の約60%水分でつくられています。体重が60kgある成人男性なら36kgが水分です。

それだけ水分は体を維持することに必要で、足りなくなると生命に関わることもあるのです。

体から5%水分を失うと脱水症状や熱中症症状が現れ、10%失うと筋肉のけいれんや循環不全が起こります。

さらに、20%失うと死に至ってしまいます。

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夏場はビールを飲んで水分補給をしようと考える方もいるかもしれませんが、それはNG!

アルコールには利尿作用があり、通常より尿の量を増やしてしまいます。

例えば、ビールを10本飲んだとしたら11本分が尿として排出され、逆に脱水を促してしまいます。

多量のカフェインも同様に利尿作用があり、夏に好まれるアイスコーヒーなどカフェインが含まれる飲み物にも注意が必要です。

今から夏本番に向けて、のどが渇く前からこまめな水分塩分補給を!

併せて食品管理にも十分注意していきましょう。

*さっぽろ夏まつり:7/18(金)~8/16(土)…大通公園、狸小路、すすきの、他

*福祉協賛さっぽろ大通ビアガーデン:7/18(金)~8/13(水)…大通公園

*道新・UHB花火大会:7/25(金)…豊平川南大橋~幌平橋間

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